子育てをしていると、ふと
「もう何も考えず、一人になりたい」
そんな気持ちが湧いてくることがあります。
子どもは大切。投げ出したいわけでもない。
それでも、心と体が限界に近づくと、そう思ってしまう自分に戸惑う方も多いのではないでしょうか。
私の場合、ひどいときは連日これを思っていて、
自分はなんてダメな親なんだろう、と落ち込むことが多かったです。
結論:その気持ちは、珍しいものではありません
子育て中に「一人になりたい」と感じるのは、
弱さでも、愛情不足でもありません。
多くの場合、
・役割が多すぎる
・気を抜く時間がない
・感情を出す場所がない
といった状況が重なった結果として、自然に出てくる感覚で、
親だからどうこう以前に、1人の人間として、
いま手一杯になっているというサインです。
なぜ「一人になりたい」と感じやすくなるのか
① 常に誰かのために動いている状態が続く
子育て中は、無意識のうちに
「自分より先に子ども」
という判断を何度も繰り返しています。
小さな判断の積み重ねでも、
自分の気持ちを後回しにする時間が長く続くと、心は疲れやすくなります。
② 気を張り続けている
「ちゃんとしなきゃ」
「イライラしちゃダメ」
意識していなくても、そうやって感情を抑え続けるてしまうのが
子育てというものです。
それはギュッと口を縛った風船のようなもの。
ふとした瞬間に
何も考えず一人でいたい
という気持ちが強くなることがあります。
③ 相談できる相手が少ない
子育ての悩みは、
・弱音を吐きにくい
・比べられやすい
・本気だからこそ、否定されると傷つく
という特徴があります。
そのため、気づかないうちに
気持ちの行き場がなくなっている
ことも少なくありません。
よくある考え方と、少し楽になる視点
「一人になりたい」=逃げたい、ではない
一人になりたいという気持ちは、
今の環境から距離をとって、整えたい
というサインと考えることもできます。
完全に離れたいのではなく、
「一度リセットしたい」
そんな感覚に近い場合も多いようです。
愛情と疲れは、同時に存在できる
「疲れただなんて、愛情が足りないのでは?」
そう自分で思ってしまう方もいますが、
愛情があるからこそ疲れる
という側面もあります。
渦中にいると自分では分かりにくいかもしれませんが、
「子供のために!」と頑張っているお母さんほど
頑張りの分、疲れてしまっているなと感じます。
家庭でできる小さな工夫

① 完全な「一人」じゃなくてもいい
外出や長時間でなくても、
・別の部屋で数分
・イヤホンをつける
・一人でお茶を飲む
など、短い区切りでも気持ちが切り替わることがあります。
私の場合は、とくに、
・子どもが眠った後などに、
イヤホンで大音量の音楽を聴いて気持ちを開放する
・夜中に一人で、おいしいお茶をゆっくり飲む。
などは、寝不足になってでもやる価値がありました。
※スマホは余計に疲れるのでお勧めしません
② 「疲れてる」と言葉に出してみる
誰かに解決してもらう必要はなく、
ただ
「今日は疲れてる」
と口にするだけでも、気持ちが整理されることがあります。
③ 自分を責める材料にしない
「一人になりたいと思った自分」を、
評価したり、反省材料にする必要はありません。
そう感じるほど、
よく頑張ってきた証拠
と捉えることもできます。
まとめ:この気持ちがあっても、子育ては続いていく
子育てに疲れて「一人になりたい」と感じることは、
多くの人が経験する、ごく自然な感覚です。
その気持ちがあるからといって、
親として何かが欠けているわけではありません。
少し立ち止まって、自分の状態を見直すきっかけとして、
「そう思う自分もいていいよね」
「完璧じゃないけど、ママは頑張っているってことを見せよう」
そんな風に
100点を目指さない育児を始めてもいいのかもしれません。


コメント